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フットケアを行う場合のポイントをもっと知ろう

看護師のフットケアは、糖尿病など様々な病気で足にトラブルが起こった時に、痛みを和らげ、症状の緩和を促すものだ。
足をケアすることで、歩行機能を維持したり、改善したりすることも目的の1つとされる。
フットケアは、医療分野だけではなく介護分野にも大きく関わってくる。
歩行機能が維持されることで将来的に介護の予防にもなる。

フットケアは、まず正確なアセスメントが必要だ。足のアセスメントとは、対象となる足を客観的に調査し、評価していくことだ。
まず、爪の状態や、たこ・魚の目または他の傷がないか確認する。
また、皮膚の乾燥度や、皮膚の色、浮腫がある場合はどの程度かどんな状態か観察する。
最後に、足の関節の状態や、動脈の状態などにも注目しながら客観的評価を加える。
アセスメントが終了したら、その患者に最も必要な施術を行っていく。

また、患者の足に合った靴を選定することも重要だ。
靴の選び方を間違えると、外反母趾を引き起こし、魚の目やタコの原因ともなる。
これらの症状は、歩行機能を維持する上でも非常にリスクが高いので、靴選びは慎重に行いたい。


足には、体のすべての重みがかかり、体のバランスを取る上でも大切な部位である。
歩行時の、足に伝わる衝撃を和らげるために、足を保護することが可能で、足の機能が妨げられない靴選びが大切だ。
靴の底が補強材によりしっかりとしており、中敷きが取り外し可能で、地面からの衝撃を充分吸収できること、靴ひもを結んだ時に、足の甲を充分ホールドできること、かかとがしっかりと収まり、十分な硬さがあること、足先に指の動きを制限しない十分なスペースがあること。
以上のポイントを押さえて靴選びを行う必要がある。